大根の美味しい季節になりましたね~。値段もずいぶんとお安くなりました。一本50円くらいでしょうか、激安!!
それでも田舎のスーパーでは余ってしまうのですよ。それはなぜか、み~んな農家の方から頂くからなのです。そしてそのおこぼれを農家の知り合いがいないわしが頂くという…ありがたや。
うちなんかは本当に助かるんですけど、一度に4~5本ももらってどうしよう!!大根ばっかりでレパートリーも無くなった!!というお話も聞きますね。
どんだけ漬け物にしても家族が食べない
おでんばっかりじゃ飽きる
切り干し大根が大量に…
うん、分かる分かるわ~。
これが春ならたけのこ、夏はキュウリ、秋はさつまいも、なわけでして、まさに田舎あるあるなのです。
そんな方のために、これだけでメインのおかずになってしかもちょっぴり豪華☆な大根料理をはるみ(もちろん栗原)さんに教えてもらいました。
はるみさんのレシピに、わしなりの創意工夫を足してみたので、わしとはるみさんの合作といってもいいですね。もちろん栗原はるみさんにはテレビを介していつもお世話になっております。ありがとうございます。
え?直接お会いしたことは…?あり…ませんね、ええ。でも、ほぼ毎日テレビで見てるんで、知り合いみたいなもんですよね!(あ、怖い人いた)
大根一本、豪快に使ってステーキを作りましょう
まずは大根を、4㎝~5㎝幅に豪快にぶっとく輪切りにします。
一番下の方は辛みが強いことがあるので、そこの部分以外を使います。先っぽは大根おろしに使うのがベストではないでしょうか。とにかくぶっとく切るのがポイントです。
大根の皮を剥いて面取りをしたら、表面の上下に切り込みを入れます。味が染みこみやすくするためと、なんかステーキらしさを演出。面倒だったら十字だけでもOKです。
余裕があったら、お米のとぎ汁で下ゆでをすると大根の臭みが抜けるそうです。
わしは大根のにおいが苦手なので茹でてますが、茹でてもやっぱり大根臭いから効果のほどは微妙。ま、おまじないみたいなもんですわ。
次に、下ゆでした大根をシャトルシェフに移して、浸るくらいの水、ワイン少々、コンソメ3~4個、塩少々を入れた鍋を弱火で煮立てます。ぐらぐらしてきたら、保温鍋に移します。
シャトルシェフが無い人は、そのまま大根がスッと柔らかくなるくらいまでごく弱火で煮込んでいきます。(だいたい20分~30分くらい)
柔らかく煮込まれました。シャトルシェフ万歳。
煮込まれた後、ちょこっと冷ます時間があれば、スープごと冷まして下さい。味が染み込みます。時間がなかったらそのまま焼きに入って大丈夫。単純な料理ですが、時間が大切ですね。
バターとガーリックでよりステーキらしさを出そう
では、大根を焼いていきましょう。
バターを沢山(大さじ2くらい)、ガーリックチューブを3㎝ほどフライパンに入れ、ガーリックが香ってきたら大根を入れます。中火で焼き色が付くまで我慢…。
バターははるみ流♪ですが、ガーリックはわし流。はるみさんもガーリックやってみるといいんじゃないかと思います(何様)。でも、本当におすすめです!
良い感じに焼き色が付きました。ひっくり返すときに、大根を傷つけないようにするのがポイントです。少々ミスっています。あとは裏もじっくりと焼き色を付けていきます。
両面焼けたなら、焦がさないように注意してステーキソースが醤油をじゅわ~とやりましょう。
醤油だけで味がきつくなるな、と感じたら、醤油2:みりん1のソースがおすすめです。そのソースを両面まんべんなく絡めたら出来上がりです。うむ、バターと醤油がいいかほり。
ごはんのおかずに、お酒のお供に、ナイスな大根ステーキ
これがわしとはるみの(一方的な)合作「大根ステーキ」。こんがり焦げ目が美味しそうに出来上がりました。
手順は簡単なのですが、やはりじっくりと大根を煮込むのが要ですね。美味しいものには手間暇がかかるってもんなのです。
柔らかいのでお箸でスッと切れました。中まで味がしみしみですね。ちなみにブログの名前はしみしみ家なので、なかなか縁起がよいお料理となりました。ものすごいこじつけですって?いやいや、Mー1でトレンディエンジェルが優勝したのよりはマシでしょう。
というか、なぜ敗者復活がとろサーモンでないんだ…?わしの入れた一票はどこいったんだ!!とろサーモンに入れたのに!!(悲)
ちくしょう、もう一回銀シャリ、とろサーモン、和牛の食べ物シリーズ(?)で決勝戦やり直しだ!責任者出てこい!ほんとに出てこられたら困る!!
…えーっと、そうそう大根ステーキね、そうだったそうだった。
この大根ステーキは子どもにも大好評です。大根のおだしがじゅわ~としみ出て、その上バターとガーリックの香ばしさも加わって、ごはんのおかずにもぴったり。
そして大根ですからね、もちろんお酒のアテにも合うそうなんですよ。
この冬我が家の一番のヒットレシピです。ダイエット中でもこれなら大満足の一品になること間違いなし!1個食べただけでかなり満腹感が得られますよ。
残りスープでもう一品。エノキととうふのかきたまスープ
大根を取り除いたあとのスープも、もちろん有効活用しましょう。
残りのスープにエノキととうふ(一口大に切る)を入れて、少し温めてから溶き卵を入れて蓋をすると、あっというまにかきたまスープの出来上がりです。
どうです、簡単に2品目が出来ました。残りのスープにもコンソメや大根の美味しいおだしがしみ出ていますからね、全部残さず頂きましょう。火の通りやすい具材を入れるとすぐにスープが出来ますよ。
普通の大根を食べ飽きた、というあなた、食べ飽きてはいないけどちょっと目先を変えてみたいあなた、ぜひこの大根ステーキをお試しあれ。大根のイメージがちょこっと変わるくらい、美味しいですよ。
あと、栗原はるみ先生、本当にごめんなさい。